情報発信事業: 2006年12月アーカイブ

12月14日(木)13:30-15:30
大阪ブランドコミッティが主催する、「大阪情報共有連絡会」に参加しました。

 出席者は、大阪観光コンベンション協会、関西国際広報センター、大阪21世紀協会、関西経済連合会、大阪商工会議所、関西経済同友会、大阪府、大阪市、堺市といった面々で、各団体の情報発信の取り組み内容について意見交換がなされました。

 そもそも、大阪ブランドコミッティは、海外のメディアやガイドブックにおける大阪の評判がすこぶる悪い(大阪はヤクザの街、大阪は観光に値しない、大阪はコンクリートの街、などといった酷評ぶり)ため、なんとかしなければと立ち上がって出来た組織のようで、マーケティング調査や魅力再発見に繋がる各種活動を行っています。

 今回はその調査結果の中間報告をもとに、意見交換を行いました。実際に悪評を伝えている、メディアや出版社に抗議書を送ろう、とか、いろいろな意見が交わされました。

 KITからは大阪という単体の都市で発信しても限界があるので、もう少し広域で発信したほうが効果があるのではないかということを主張してきました。
せっかく京都ブランドが認知されているのだから、京都ブランドにうまく乗っかったらどうかといった意見もありました。

 やはり、百聞は一見に如かずで、実際にメディアや出版社に体験して頂いて良さを理解してもらうという地道な活動しかないと思います。

 また、KITの今後の情報発信事業の取り組みについて説明をしてきましたが、その中で、著作権フリー写真集の配信事業について、他団体(大阪市等)も同じような取り組みを検討中のようで興味を持ったようでした。

 

 日本に住んでいる皆さんが、海外に旅行しようというときには、書店に行き、ガイドブックを購入されるかと思います。その種類は数多く、ダイヤモンド社の「地球の歩き方」に始まり、JTBの「ワールドガイド」、昭文社の「わがまま歩き」などなど、数限りないガイドブックの中から自分の目的に合わせて選ぶことでしょう。

 ところがこれとは逆に、海外、例えば中国に住んでいる人が、日本・関西に旅行しようとした場合に、頼りになるガイドブックは極めて少ないのです。

 KITでは昨年中国国家観光局との提携により、中国でガイドブック「関西の旅」を出版しました(24元≒約360円で販売中)。この写真はその本が北京の中心街の王府井の本屋で販売されている様子です。

 日本に比べてそもそもガイドブックの種類の少ないこと。何と日本についてのガイドブックは、「関西の旅」1種類だけでした。しかもまだ、政府観光局のようなところが出版しており、民間がビジネスで出版しているものはありません。 

 日本のようにガイドブック出版が、ビジネスとして成り立つようになるのは、まだ時間がかかりそうですが、海外の人はそれだけ日本・関西のことを知らないということを肝に銘じておいたほうがよさそうです。

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