2007年1月アーカイブ

産業観光の実態

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 産業観光の理念は、日本の先端的な技術・産業を勉強し相互交流を図るという、大変美しいものですが、実際にやってみるといろいろなパターンに出くわします。

中国に見られる事例ですが、
・産業観光を出国するための(ビザ取得等の)大義名分に使って本当は観光・買い物のほうがしたい
・自社の製品の販路を拡大するためのきっかけにしたい(金持ちの日本企業に自社製品を売り込みたい)
など、必ずしも美しい話ばかりではありません。

 もちろん、純粋に日本の産業・技術を勉強して業務の参考にしたいという方も多くいます。
これらを事前に見分けるのはなかなか難しいことです。

 我々としては、まずは多くの外国人の方に来て欲しいので前向きに、受入企業や団体にご迷惑がかかるといけなので慎重に、一つ一つの案件を吟味しながら進めていくしかないと思っています。

 東南アジアでは比較的政情も安定しており、一昨年の津波被害からの復興も進みつつあるようですが、タイの治安が最近おかしいことを憂慮しています。

 ご存知のとおりタイは、前首相のタクシン氏が外遊しているときにクーデターが起こり、現在は軍事政権下。民主化への移行がのぞまれているさなか、年末の爆弾さわぎ。クーデターは無血ですみましたが、今回は死者が2名でています。

 タイは仏教徒が多く、微笑みの国として、リゾート地としても退職後の第二の人生を過ごすところとしても人気があります。この年末タイへの航空機チケットはなかなか入手できなかったほどであり、せっかくのタイブーム再来に水をさした感があります。

 タイはまた非常に親日的であることでも有名で、2005年からビジットジャパンキャンペーンの対象国となっております。本年は政府としても日本タイ観光交流年で相互の観光交流をはかろうとしているところであり、大変心配です。当センターもビジット・ジャパーン・キャンペーンのセミナーをタイでおこなう計画があり、政情の安定を切に願っています。

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